私設強襲部隊ペドフィリアズ
国家を隠れ蓑に暗躍する闇の部隊、その名はペドフィリアズ

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Basilard

『傭兵』―
 この世界に於いて其れは、単に、武力に依って戦いに寄与する存在では無く、所謂“破壊活動”以外の任務も請け負う。分かり易く言うなれば、“何でも屋”と呼ぶ事が出来る。
 彼/彼女達が『傭兵』と呼ばれる由縁は、一般人に比べて、“身を守る力”に優れている事。其れは直接的(武技・戦技・法術等)なものから間接的(知能・感覚・知識等)なものまで、“身を守る”事に活用可能な事柄全般を総合してそう呼ぶ。
 故に『傭兵』は単なる戦力としてだけでなく、様々な状況に投入される。

『傭兵協会』
 傭兵達の属する組織。主にクライアントとの交渉を経て獲得した任務を、傭兵達に割り振る役目を担う。
 その資金源は、クライアントとの契約金の一部であり、残りは傭兵への報酬となる。
 基本的に、傭兵は皆、この協会に所属する事になっており、逆に言えば、協会に属さない者は、傭兵ではないという事になる。
 先述の報酬支払いの面での問題(悪く言えば、協会によるピンハネ)への不満から、協会を脱し、自らコネクションを築いて任務をこなす者も存在するが、そう言った者は、性質こそ傭兵の其れであるが、『賞金稼ぎ(バウンティハンター)』と呼ばれ、傭兵とは区別される。

 傭兵協会の一室。協会の事務員と、バゼラードが、机を挟んで座っていた。
 黒いフォーマルに身を包んだ事務員は、中年の男性。実直さが周囲に雰囲気となって表れている様だ。
 バゼラードは、特徴的な銀髪のボサボサ頭を時折掻き上げつつ、面倒臭そうな表情を浮かべながら、口を開いた。
「…で、わざわざ奥まで招き入れた訳は?」
「バゼラード。実は、骨のある仕事が回って来てね。今、頼めるのは君くらいしかいない。」
 バゼラードは少し興味を惹かれた様子で体を乗り出し。
「へえ。…そんな事言われたら、黙って帰る訳には行かないな。聞かせてくれよ。」
 事務員は胸の前で手を組み合わせ、肘を机の上に置いた。
「…『スクラマサクス』という名前を聞いた事はあるかね?」
「タムラマサカズ?」
「スクラマサクスだ!」
「知ってるよ。『アンヘリエッタ』のお抱え騎士団だろう。常に白銀の甲冑に身を包み、白鳥の紋章の刻まれた剣を携える。主たる公女アンヘリエッタの為なら命も投げうつと言うオポンチ騎士団だ。」
「ふむ…流石は凄腕の傭兵だな。」
「お世辞はいいよ。で?そいつらがどうした。」
「実は、そのスクラマサクスが、とある村を襲撃しようとしているらしい。」
「公家のお抱え騎士団が?穏やかじゃないな。どうしてまた?」
「とある村…ルフェリア村というんだが、その村に『魔女』が住んでいるらしい。どうやら“魔女狩り”をするつもりのようだ。」
「魔女狩り?…おいおい、何考えてんだ?たかが50人そこらのポコチン騎士団が魔女に勝てるわけねえじゃん。魔女ってすげー魔力持ってんだぜ。今時魔女狩りなんてやる奴がいたなんてな。」
「まあ、魔女に勝てるかどうかは別にして、スクラマサクスは少なくとも村を焼き尽くすつもりらしいのだ。」
「なんでだよ!」
「おそらくは見せしめだろうが…」
「メリットが感じられねーな。そんな事した所で、魔女がブヂギレて、ケツの毛まで焼き尽くされるのがオチだと思うが。」
「詳しい事は魔女本人に聞くのが早いだろう。彼女は、騎士団が村を狙う理由を知っているそうだ。」
「…なんか出来過ぎた話だな~。絶対なんかあると思うな~。」
「だから君に頼んだんだよバゼラード。」
「……わかったよ。やるよ。どうせアレだろ、クライアントの名前とか、情報ソースとか…」
「こちらから言わない限りは秘密だ。と言うか規則だろう。知ってるだろう。」
「そうでした。…んじゃ、ルフェリア村に行けばいいんだな。」
「うむ。ツフォルン鉄道を使えばすぐだ。」
「はいはい。イテキマース」

 こうしてバゼラードはルフェリア村へ向かった。
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  1. 2009/03/21(土) 23:25:24|
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