私設強襲部隊ペドフィリアズ
国家を隠れ蓑に暗躍する闇の部隊、その名はペドフィリアズ

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レッツ・ゲットセット・リバイブ

第弐話『残念ながら無かった事に』

 あたしの名前は鷺原美乃《サギハラミノ》。16歳。女子高校生ってタイクツだよね。そう思わない?
 タイクツ過ぎて死にたい。
 嘘。
 あたしにはすごい“チカラ”がある。何でも書き換えられる。何でも“有る事”にできるし、“無かった事”にできる。
 ぶっちゃけ、最強なんだよね。
 でもタイクツなんだ。最強だから?ま。トップを走る人は孤独だって言うし。
 ま。いーんだけどね。
 あたしは電車に乗った。
 そしたら、なんか冴えないリーマンみたいな人がジロジロ見てくるワケ。キモッ。ちょっと不愉快。
 チカラを使ってやる。
 貴方の存在、無かった事にしてあげる。

 丸木戸は瞬時に“境界線”を引いた。
 車内を切り取り、フィールドを形成。丸木戸と鷺原の2人は、他者からの絶対客観空間に存在した。
「へ~…おじさんも“チカラ”を持ってるんだ。」
「そうですよ。そして、私の仕事は、」
 丸木戸は不敵に微笑み。
「あなたのようなイレギュラーを抹消登録する事です。」
 鷺原美乃、大爆笑。
「あはははは!チョーウケるんですけど!殺れるもんなら殺ってみなよ!」

You contacted IRREGULAR, Just now.

さぎはらみの
鷺原  美乃
MINO SAGIHARA
【確率干渉】
『R.A.M.』

其の闘いに於いては
【逃走】と【引き分け】は
存 在 し な い
勝利者は生き
敗北者は死ぬ
実に単純明快にして
闘いのアーキタイプ
されど勝利者は敗北者に尊厳を
死者に弔いを忘れず

言い替えれば其れは
《Funeral》
葬 儀 で あ っ た

FUNERAL is start.

Let's get set SURVIVE.

 場の流れが歪み。丸木戸の確率が変化。間一髪。紙一重。変化の振幅を振り切りかわす。
 丸木戸の右腕が無かった事に。
「あははははッ!腕。無くなったね!」
 出血など無く。有る訳も無く。其れは切断では無く。消滅?否。無かった事に。当初から丸木戸に右腕など無かったので。
「腕だけ?どんだけ?かわすのもギリギリ。今度こそ全身くまなく。跡形無く、『無かった事に』!」
 確率が歪む。人為的に確率に干渉すると、何かが焦げ付いた匂いが発生するという事を、丸木戸は知った。
 そして彼は陥る。
 確率0の領域に捕らわれた。
 丸木戸など、いなかった事に。
「最早貴方に、“さよなら”も意味がないよね。」
 なる訳が無く。
「ほう。面白い力だが。神である僕に敵う訳がないよな。勝とうなんて、浅はか過ぎる。」
「!?」
「中二病人が力を得。思うがままに振る舞い。」
 鷺原の周囲の確率が…
「確率が…何?な、な、なに。なに?なんなの!?」
「そんな事が“流れ”として許される筈が無い。」

【確率絶対零℃】

「い、いや。たたしが、た、たし、消える、きえ、き、ききき、消…」

 !

 〇〇〇〇と言う存在は、未来永劫、どれほど過去に遡っても、見つける事はできなくなった。

 丸木戸は電車に乗っていた。
 何事もない、平和な日であった。
 ただ、丸木戸だけが、可哀相な少女の事だけを覚えているだけだっただけ。

》続くだけ《
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  1. 2009/03/01(日) 17:41:05|
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